売れないラノベのようなタイトルで申し訳ないのですがツイッターって定期的にBAN祭りをしているようで、どうやら私もこの流れに乗ってBANされてしまいました。いわゆる春のBAN祭りという周期的なものですね。
私のケースだとツイッターが定めるルールで禁止している「ヘッダーにアダルト系の画像を使用した」ためと認定されたようです。凍結時のヘッダー、プロフィール画像はこれです。
しかし、そもそもそういった他者に対してそのようなことを煽ることを目的とした内容の画像ではないため、改めて本日(2022/04/21)次のような内容で異議申し立てをしました(スクショ撮ってれば良かったのですが解除されない前提だったので忘れました…)
解釈は人それぞれなので、人によっては「はいダメ!このヘッダー画像はR-18!ダメ!!!」と思う人もいれば、「こんなもんでR-18なんか言えないだろふざけんな」と感じる人もいるでしょう。判断の基準って人によって大きく変わるので、正直なところそういった意見は何も当てには出来ません。
ただ、やはりヘッダー画像やプロフィール画像はツイッターがゾーニングできない部分なので、誰かが不意に目に入れても困らないものにするという意味でも、ツイッター側の誤BANから自分のアカウントを守るという意味でも大事だなとは感じました。
永久凍結解除に至った異議申し立ての内容(記憶の範囲内)
こういった内容を異議申し立てフォームから送って約2時間半後に凍結解除のメールが届き、無事ツイッターが復活しました。
一体何を調査したというんだツイッター…ガバガバじゃないか…ということで、似たような理由で永久凍結された人は大体こんな感じで異議申し立てすればすぐ解除される可能性があります。
ただ絵師さん漫画家さんの場合、「漫画やイラストは芸術じゃない!」とツイッターが認定してしまう可能性もあるようですのでその点ご留意いただければと思います。(そんなはず無いとは思うのですが…ツイッターの認定能力がひどすぎる…)
さて、永久凍結が解除された一例として今回まとめてみましたが、ではそもそもどうして永久凍結されたのか?という経緯もここからお伝えします。
永久凍結された理由(ヘッダー画像がルールに違反していたらしい)
ツイッターはなぜか異常にヘッダー画像とプロフィール画像に厳しいらしく、少しでもルール違反があるような画像を使用していると何の前触れもなくいきなりロックを掛けてきます。私も例に漏れず、4月5日にいきなりロックを掛けられました。
これルール違反だから削除したらロック解除してあげるよ!(ただしルールに違反したということを認めるってことになるよ)というメッセージが表示されていたので仕方なくそれに同意し削除しました。でも、数年使用していたヘッダー画像がアダルト認定されたわけです。意味がわかりません。なので、無視してもう一度同じものを使いました。今思えばここでそのまま別のものに変更しておけばここまで面倒くさいことにはならなかったはずです。
そして来る4/14日…何気なくお昼にブレマートンの画像をアップしたところ、いきなり凍結されたと表示されたわけです。めちゃくちゃ焦りました…。
この時点では、TLにアップしたこの画像が凍結の原因なのでは?と思っていたのですがメールを見返したところどうやら違ったようです。
原因ってそっちなのか…というのが正直な感想です。この文面を読むと、ヘッダー画像がアダルトだから凍結しました!というように読めます。
なぜこんなにヘッダーに厳しいのか私は知りませんでしたがなんとこういう経緯があったとか(本当かどうかは知りません)
https://twitter.com/kitra_ghidorah/status/1514812542182338567?s=20&t=c4m56ivyTAx3mM0YSx5V8Q
そう言われると、確かに通報時に見たくもないものをデカデカと見なければいけないのは精神的にキツイものがありますね…。とはいえそんな経緯をユーザー全員が知っているはずもありません。なのでとりあえず次のように異議申し立てをしました。
わざわざ英訳も載せていますが、今思えば全く必要ありません。
この文章で主張したことは
・アダルト認定されたことはわかった
・次は気をつける
の2点。しかしこの時は翌15日に申し立て却下のメールが来ました。
文面がよくなかったのか?と思い、即日次の文面でまた異議申し立てしました。
しかしこれも3日後の18日に全く同じ文面で却下メールが送られてきます。まあ文面も整理されておらず何が言いたいのかもよくわかりませんからね…。
なので、大本である永久凍結されたアカウントを復帰しなければ色々な面で不都合なことが多いというのがよくわかりました。
そういうわけで、19日には次のような文面で異議申し立てをしてみました。
すると今度はなかなか返答が返ってきません。業を煮やして、一番最初に紹介した文面を再度送ったところ21日解除に至った…というわけです。
まあ要は「自分は間違ってなくてそもそもツイッターのルールのほうがおかしい!具体的にツイッターが定める○○ってどういうものなのかをまずちゃんと説明してよじゃないと納得出来ないよ!」と指摘できれば凍結解除されるということです。「自分は間違ってない!ツイッターのルールがおかしい!」というのが多分一番大事なんじゃないでしょうか。自分も含めてですが控えめな人が多いと思うので、意外とこれ主張できない人っていると思います。ただツイッターて思い返してみるとアメリカの会社なんですよね。だからちゃんと自分の権利は主張しておかないと話ができません。
もちろん明らかにアダルト目的の画像だったり暴力的なものだった場合は解除される見込みは少ないと思います。今回の私のように解釈次第ではどのようにでも捉えられるものの場合は異議申し立ての仕方次第では永久凍結でも解除される見込みはあるということだと思います。
ツイッターのルールで取り上げられている「例外」とされている芸術ってなに?
今回私が引っかかったツイッターのルールというのはこちらです。
センシティブなメディアに関するポリシー
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/media-policy
今回のヘッダー画像はこの3つのどれにも当てはまらないものです。従って「注記 芸術、医療、健康、または教育を目的としたコンテンツは例外となる場合があります。」という部分の芸術分野として異議申し立てを行いました。解釈次第では「教育を目的としたコンテンツ」としても異議申し立て出来たかもしれません。
見落としがちな部分なので、焦らず冷静にルールを読み返すことは大事だなと思いました。
そもそも、この例外とされるものの一つ芸術ってあまりにも抽象的すぎますよね。時代によって芸術とみなされるものは常に変わります。極端な例ですが「デュシャンの便器」だって芸術認定されていますよね。便器そのものはアートではなくただの既製品なので、「なんでこれがアートなんだよ!!!」と多くの人に考えさせ創造に参画させたというその一連の流れが芸術的といわしめた作品なわけです。
つまるところ、どんなものであろうと考え方、解釈次第で芸術だよねって言えてしまう危うさをツイッターくんはルールとして内包しているわけです。ここに気づくかどうかがポイントですよね。だからツイッターは芸術が何なのか?の具体例を示すことが出来ないのだと思います。芸術とは抽象的・哲学的であり、既存の枠組みや概念にとらわれないものです。ベクシンスキーのように人を不快や不安に感じさせる作品だってあるでしょう。でもこれも芸術扱いですよね。
そういうわけで、ツイッターにはもう少しAIによる誤判定を減らして欲しいなと思うところです(アニメや漫画やイラストだって芸術だろ!)