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タミヤの3連ジョイントを使ってクレオスのエアブラシを増設する方法

タミヤの3連ジョイントを使ってクレオスのエアブラシを増設する方法

エアブラシというと複数メーカーがハンドピースを作っていますよね。その中でも割と利用者の多そうな(主観ですが)のがクレオスのハンドピースです。

入門用としてクレオスのL5、L7セットの購入を勧められることが多いのもその要因の一つと思われます。私ももれなくL5セットユーザーなのでハンドピースはPS274の1本だけでマシュまで作っていました。(今思えばものすごく非効率でした…)

https://twitter.com/sukimasangyo2/status/1222839151776526336

とはいえ流石に作業工程が増えてきて1本だけでは効率が悪すぎることに今更気づいて、急遽4本体制にしました。全部クレオスのハンドピースで揃えています。

左から

・PS274(クリア用)
・PS274(サフ用)
・PS289(汎用)
・PS771(細吹き用)

という感じに並べています。

余談ですがこのホルダーは100均で買ってきた目玉クリップにステンレスワイヤーをホルダーの形状にして巻きつけ、金属トレーに噛ませただけです。


作り方はこの動画を参考にしました。結構安定しますが、圧調節ノブがついているハンドピースはノブ部分にワイヤーを追加して微調整が必要です。

※2022現在ではこういうセッティングにしています

クレオスのハンドピースをタミヤの3連ジョイントに設置するには

で、本題なのですがハンドピースの本数が増えると必然的にコンプレッサーからのエアを分岐する必要があります。L5セットについているレギュレーターの場合加圧計が付属していないので、最初から2本使えるようになってます。

ですので一口を3連ジョイントに接続し、もう一口をハンドピースに直付けすれば無改造でハンドピースを4つまで接続することは可能。

そういうわけで、難しいことは何も考えずに3連ジョイントを買ってきた時に遭遇する問題があります。3連ジョイントにクレオスのハンドピースをそのまま繋ぐことはできないんですね。

なぜかというと、ジョイント部分がクレオスのハンドピースに付属しているエアホースの規格と違うからです。

タミヤの3連ジョイントはPF1/8(S)という一般的なサイズなのですが、クレオスのハンドピース付属ホースはPS(細)という規格なので繋がりません。

左がPS細、右がPF1/8(S)

これをつなげるには、ハンドピースについている「PS(細)変換ジョイント」というパーツが必要ですが、メーカーから単品で販売されていません。あるにはあるのですが、不要なパーツもついてきます。

いらないパーツが増えるのはちょっと困るので、互換品を探してみたらありました。(なぜあるのか謎ですが助かりました…)

とりあえずこれを接続することで3連ジョイントにPS細のエアホースを繋げられるようになるわけです。

つなげてみると大体こうなります。

ちゃんとつながってますね。真ん中の透明なホースはタミヤのエアホースで、ジョイントの規格はPF1/8(S)。

このタミヤのエアホースは軟質ウレタンの硬いエアホースとは違い非常に柔軟性があるため、手元で使っても疲れません。クレオスのストレートタイプのPF1/8(S)ホースは手元では使えないくらい硬いです。丈夫そうではあるので、間違って買ってしまったらコンプレッサーからの延長か、もしくはPS290に使うといいかもしれません。太いからかエア圧が安定して吹きやすくなります。

コスパで考えるとタミヤのPF1/8(S)ホースを3本用意するのが一番いいが…

何でもかんでもコスパで考えるのはあまりよろしくないわけですが、しかし費用対効果で言うのであれば変換ジョイントを買ってまでPS細ホースを使わなくても、タミヤのPF1/8(S)ホースを買ってそのまま繋げるほうがラクですしお安いです。

ただ、安価であるぶん普通のシリコンチューブっぽいですし椅子で踏んだりしたらすぐ切れそうです。コンプレッサーの圧が強いとスッポ抜ける、などのレビューもあるので状況によっては選べない場合もあるかもしれません。L5環境では問題なので大丈夫だと思います。

というわけで、三連ジョイントをクレオスのハンドピースで使おうと思ったら地味にトラップがあったので、その解決方法を自分なりにまとめただけなのでした。

別にタミヤの3連ジョイント以外にも別のメーカーが4連ジョイントとか出してたりしますが空気漏れなどの不具合もあるようで、やはり安心をとるという意味でタミヤのものを選びました。

工具系の知識がある人は「ホース用 継手」とかで検索すれば色々出てくるので自作することも不可能ではないと思います。しかし空気漏れしてしまうと意味ないので予算の範囲内でベストな方法を選んでみるのをオススメします。

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